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『家政婦のミタ』 [ドラマ・映画]

第7〜9話、観ました。


相変わらず自身の感情を押し殺したままの三田(松嶋菜々子)
ですが、徐々に人間味が出てきましたね。

阿須田家の父親・恵一(長谷川博己)がなくした「パパの石」を
夜を徹して探してくれたり。

第8話での、三田がルービックキューブやダンクシュート、
モノマネをやっているシーンには笑えました。

重い家族の問題の話が続く中で、第8話はちょっと一休みの回
なのかな?と思っていたら…。

阿須田家の家族と三田が一緒に最中を食べている時、
三田がおもむろに、今まで頑なに拒んでいた自身の事を話し始め…。

いやぁ…、この時の三田には鬼気迫るものがありましたねえ。

衝撃的な話に息を飲み、涙する阿須田家の家族たち。
そして三田は、話し終えた後、「お暇を頂きます」と申し出る…。

第9話では、三田が去った阿須田家に喪失感が漂う中、
なんと、三田は隣の陰険オバサンの家の家政婦に!

長女の結(忽那汐里)は「三田に破滅願望があるのでは?」と考え、
隣の家でもとんでもないことをしでかすのではと心配するが、
はたして結の心配通り、強烈な事件を引き起こす!

夫の浮気に腹を立てたオバサンが三田に「夫と自分を殺してくれ、
家族3人、この家ごと燃やしてくれ」と”業務命令”を指示。
三田はやはり無表情のまま「承知しました」と答える。

三田は忠実に業務命令を遂行すべく、食事中の最中に灯油を撒き、
火を付けようとするが…。

必死で三田を制止する阿須田家の子供たちに対し、三田が初めて
声を荒げる場面も。

結局、火事になることはなく、三田は警察に連行されたものの
不問になり釈放されたが、隣家の家政婦の仕事を失い、夜の闇に
歩き去っていったのであった…。


いやいやいやいや、この7〜9話は実に濃い内容でしたね。
すごく面白かったです。

このドラマでは松嶋菜々子さんの演技が大きな話題になっています
が(当然ですけど)、阿須田家の家族も実に良いですよね。

父・恵一はかなりのダメパパぶりを見せつけてきましたが、
僕はそんなにイヤじゃないんですよね。

それどころか、父親になった男性が「誰にも言えないけど、
心のどこかで抱えている思い」を代弁しているような感じがして、
イヤじゃないんですよ。
もっとも、自分が阿須田家の子供だったら、同じように反発して
いたでしょうけど。

あと、忽那汐里さんを筆頭に、子供たちの演技も良いですね!

中心人物がみんなしっかりした演技をみせてくれるからこそ、
このドラマが面白いんだと思います。

…なーんて、ちと評論家気取りなことをかましてしまいました。
失礼しました。(^^;


次回の放送も楽しみにしています!(^^)

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