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『高校生レストラン』 [ドラマ・映画]

第7話、観ました。


調理クラブの生徒たちが毎年楽しみにしている料理コンクール。
今年もその時期が近づいてきた。

出場できるメンバーは3人。

その3人は、
本来は調理クラブの顧問である新吾(松岡昌宏)が選ぶことに
なっているのだが、新吾は、

・「部員たちはまだコンクールに出るような腕を持っていない。
  今は基本を身につけることに専念すべきだ」

・「自分は就任してからまだ日が浅く、生徒たち一人一人の
  ことはまだよく分かっていないため、この中から3人選ぶ
  ことなどできない」

などの理由から、一度は出場辞退を申し出る。

しかし、生徒たちの落胆する姿を見た新吾は、
吉崎(板谷由夏)からの「自分たちで選ばせたらどうか」との
提案を受け入れ、選考会を行うことにした。

そうして迎えた選考会の時。

なんと、自他共に認めるエース格の陽介(神木隆之介)が落選
するという波乱が!

部員たちの間に微妙な空気が流れる…。


皆が解散した後、部長の中村は陽介に、「わざと負けたんか!」
と食ってかかる。

その様子を見た新吾は、陽介、中村、真衣(川島海荷)を呼び、
それぞれの意見に耳を傾ける。

陽介は中村に一票を投じた。
中村は自分に。
真衣は他の女子生徒に。

陽介には、「自分は選ばれるだろう」という慢心があった。
中村の料理も良いと思った。
だから中村(=自分以外)に投票した。

中村には、「陽介は選ばれて当然」という思いがあった。
自分の料理にも自信があった。
だから自分に投票した。

真衣には、「陽介は選ばれて当然」という思いがあった。
また、「作った人が誰であるか」よりも、料理に対して真剣に
向き合い、自分の思いに素直になりたいと考えた。
だから、陽介ではなく、他の女子生徒に投票した。

しかし、何よりも、
選ばれた部員の料理には、陽介を上回る創意工夫があった。

結果は必然だったのだ…。


人が人を選ぶこと、そして、選ばれなかった者たちにその結果
を受け入れさせることは、非常に難しい。
ましてや、相手はまだ高校生だ。

新吾は翌朝、レストラン開店前に全員を集めてこう言った。

選ばれなかった生徒に対しては、
「負けて良かったと思え。
 これから生きていくうえで、数え切れないほどの負けを経験
 する。
 大事なのは、”負けたことに対して負けない”こと、負けた
 ことから学び取ることだ。
 お前たちは負けたからこそ、次はもっと頑張れる。
 だから、負けるということは、勝つことだ。」
と。

選ばれなかった3人の生徒に対しては、
「勝ったと思うな。努力を惜しむとすぐに抜かれる。
 常に基本に戻って料理と向き合え。」
と。

選ばれなかった生徒たちは、前向きに気持ちを切り替え、
いつも通りにレストランが開店した…。



新吾もだいぶ先生らしくなってきましたね。
吉崎の新吾を見る目も、変わってきたようです。

新吾と生徒たちが共に成長していくストーリーは
まだまだ続きます。

次回の放送も楽しみにしています!

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