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『家政婦のミタ』 [ドラマ・映画]

特別版&第11話(最終話)、観ました。


特別版については、これまでのダイジェスト+αといった内容
でしたので、割愛します。

で、最終回ですが…。

いやー、良かったですねえ!
実に良かったです。

子供たちからの「お母さんになって」という申し出に対し、
三田(松嶋菜々子)が「承知しました」のも驚きましたが、
その後の豹変ぶりにもビックリ!

でもそれは、子供たちに、
「子供たちにとって本当に大切な人は誰なのか」を気付かせる
ための芝居だったのですね。

そしていよいよ三田が阿須田家で家政婦を勤める最後の夜。

家族のたっての願いで、みんなと晩餐を共にする三田。
”業務命令”とはいえ、最後の最後に三田の笑顔が見られて
ホッとしました。

感動的な、とても良いシーンでした。

で、その翌朝。
三田は、最後の挨拶に阿須田家を訪れる。

その時はまた元の無表情な三田に戻っていましたが…。

でも、その方が自然ですよね。

大きな理由があって今の三田が作られた訳で、
前日の夜に業務命令で微笑んだからといって、急に普通の人間
に変わる方がおかしい。

最後まで三田のキャラを通した点も良かったと思います。

また、”最後の晩餐”の時の三田のセリフに、
阿須田家の家族との触れあいを通して
「少しですが、明かりを取り戻すことができました」という
ものがありましたが、たしかに、内面だけでなく、見た目にも
微妙に変わってきてるんですよね。

番組開始当初は、目の下にはっきりと隈ができていたのに、
今はすっかりなくなっていて、だからこそ、業務命令とはいえ
微笑んだ時、明るい普通の女性のような表情を出すことが
できたのだと思います。

もちろん、意図的に、徐々にメイクを変えてきたのでしょう。
このへんの細かい演出も秀逸でした。

ドラマは、三田が家政婦として新たな別の家庭に出向いた
ところでエンディング。

ちょっと続編の可能性を思わせる終わり方でしたが、はたして
どうなることやら。

ま、それはともかく。

すごく面白いドラマでした。

今クールの日テレのドラマは
『家政婦のミタ』『妖怪人間ベム』『秘密諜報員エリカ』の3本
観てきましたが、みんな面白いです。
(ベムとエリカはまだ放送中なので、進行形です)

ということで、日テレに拍手を贈ります。
パチパチパチ。

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