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『下流の宴』 [ドラマ・映画]

第6話、観ました。


福原家の長女・可奈(加藤夏希)の妊娠が判明した後も、
「家族を持つ自信がないから」と、結婚に踏み切れない
エリートビジネスマン・北沢だったが、
母・由美子(黒木瞳)のサポートの甲斐あって、結婚することに。

しかし、北沢に対して、福原家には2つの隠し事があった。

1つめは、父・健治。
現在出向中の子会社が吸収合併されることが決定し、本社には
戻れないと宣告されてしまう。

このことを健治は由美子に告げようとするが、
可奈のエリートとの結婚に浮かれる由美子を前にすると、
なかなか言い出せずにいた…。

2つめは、長男・翔。
やる気をなくしてフリーター生活に満足している翔が、
大学の医学部合格を目指して浪人中であると嘘をついていること。

可奈と由美子と見栄のために浪人生のフリをさせられている翔は、
内心傷ついていた…。


そんな中、迎えた結婚式当日。

翔は、珠緒の受験費用を貸してくれた祖母・満津枝(野際陽子)
からスーツ代をもらった手前もあり、嫌々ながらも出席した。

だが、ここでも「医大を目指す浪人生」を演じることを強要され、
さらに気持ちが萎えてしまう。

健治は、そんな翔の気持ちを察していた。


そうこうしているうちに、健治のスピーチの出番が回ってきた。

しかし、ここで衝撃の事態が!
自身の会社での立場をカミングアウトしたのだ。

健治は言った。

「そこそこの大学へ行って、正社員になって、安全なレールに
乗れたからといって、明るい未来が待っている訳じゃない。
レールを外れたからといって、目の前から人生が消えてなくなる
訳じゃない。
ひょっとしたら、脱線した人間にしか見えない世界が、キラキラ
した景色もあるんじゃないか。」

「人間はそれぞれです。
他人と同じレールの上を走らなくてもいいじゃないですか。
周りの期待に応えられなくてもいいじゃないですか。」

花嫁の父のスピーチとしては有り得ない内容に、家族は怒りに
打ち震え、列席者は唖然とする。

しかし、このセリフは、翔の心を揺り動かしたようだ。

自分の体たらくが言わせたセリフであろうと、翔は感じていた。
健治の発言自体には不快感を露わにするが、体の奥底から
こみ上げてくる何かがあった。

はたして、それは何なのか。
翔は変わるのか、いや、変われるのか…。


次回の放送が楽しみです!

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