安藤優子さん、出番ですよ！

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福島第１原発事故による福島県産原乳の出荷制限が、県内のほぼ全域で
解除されたことを受け、県牛乳普及協会は２６日、福島市の酪農会館で
消費の拡大を目指すイベント「がんばろう　ふくしま！　福島県産牛乳」
を開催した。

学校給食用や地元のスーパーなどに出荷し、地産地消を推進する。

イベントは午後４時に開始。
佐藤雄平知事の「牛乳で福島県は元気になるぞ」との発声を合図に、
関係者約４０人がコップに入った県産牛乳を飲み干し、安全をＰＲした。

※「msn産経ニュース」より
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110426/dst11042618400034-n1.htm
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東北地方太平洋沖地震が発生した時、
フジテレビ系のニュース番組でメインキャスターを勤めていた
安藤優子氏が、なぜか自ら現地入りしてレポートするという
一件があった。

場所は覚えていないが、たしか、津波により壊滅的な被害を受けた
場所からのレポートだった。

正直、僕には安藤氏の現地入りの意味が分からなかった。

現地レポーターの中継によって番組は成立していたし、
甚大な被害の様子は映像によって十分伝わっていた。

そりゃあ、現地レポーターよりも安藤氏の方が喋りはお上手なのかも
しれないが、一目瞭然の状況について更に、上手なお喋りで色付けする
必然性は全く感じられなかった。

ましてや、フジテレビが飛ばしたヘリが救助活動の邪魔をする可能性
があるなら尚更、安藤氏の現地入りは疑問だった。
（ヘリの爆音や爆風が現地の救助に全く影響が無かったとは考えられ
ない。実際、阪神淡路大震災の時は、マスコミのヘリの爆音によって
救助隊の声や助けを求める声がかき消され、救助活動に支障を来した
という二次災害が発生したという。）

ということで、僕の中では、安藤氏は、
今回の震災に関する報道で最も”株を下げた”マスコミ人間の一人で
あった。


しかし、ある日。
とある記事を目にした。

”震災後に株を上げた人”として、「自ら現地入りしてレポートした」
という理由で、安藤氏の名前が挙がっているではないか。

うーむ…。
そういう見方もあるのか………と、ちと考えさせられた。


だったら、その後も一貫して体を張った報道を続けてくれるのなら、
安藤氏のことを見直してもいいかな？と思った。


なので、
福島第１原発事故の影響が日に日に深刻化していく状況にあった時、
安藤氏はいつ福島入りしてくれるのか、期待していた。

しかし安藤氏は、
原発事故関連のニュースをスタジオでヒステリックに読み上げ、
視聴者の不安を煽るかのように、カン高い声で吠えまくっているだけ
だった。

結局、福島第１原発事故の現地レポートはなかった。
ガッカリした。


でもまだチャンスはある。
原発事故の影響による風評被害に苦しむ地域の食材を、ぜひ現地で
食べていただき、安全であることを身を以て示していただきたい。

スタジオに運ばれた○○産の野菜をスタジオで食べるといった
説得力のない演出は無用だ。

繰り返しになるが、
安藤氏には是非とも現地入りしていただき、
露地栽培の野菜を食べ（もちろん、水洗いしてから食べていただいて
結構だ）、牛乳を飲み、安全であることを身を以て示していただきたい。

それが出来ないのなら、
無駄に資源を使ってのパフォーマンスはもうやらない方が良いと思う。