統一地方選＠浦安…

浦安市の松崎秀樹市長が4/1に記者会見し、
東日本大震災による被災を理由に、
千葉県議選（4/1告示、4/10投開票）の選挙事務を拒否する考えを表明したという。
※「ちばとぴ」より
　http://www.chibanippo.co.jp/news/world/politics_kiji.php?i=nesp1301643386


県の選挙管理委員会との対立は深まるばかりのようだが…。
何とかならんものか。


浦安市民であり
未だライフラインの一部が復旧せず不便な生活を送っている僕としては、
浦安市の職員の方々が現在、復旧のために尽力され、
多忙を極める状況であることはよく理解している。

県の選挙管理委員会の対応はいかにも事務的で、腹立たしく思える。

しかし、市長の態度も頑なに過ぎるように思えてならない。


市と県選管は、一度でもまともに「4/1告示、4/10投開票の実現」に向けて
話し合いをしたことがあるのだろうか。


片山善博総務相は4/1の記者会見で
「県選管が全面協力するという前提で（実施）できると総務省も判断した。」
と言っている。
※「毎日jp」より
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110401k0000e010083000c.html


そうであるなら。
両者がきちんと向き合い、
「今の浦安市ができること、協力がなければできないこと」を明確にし、
できないことは県選管に協力してもらえば良いのではないか。
県選管が協力してくれないのであれば、
「県選管が協力してくれないから選挙は無理」と言えばよいだけではないのか。
総務省も「県選管が全面協力するという前提で」と言っているのだから。


ちなみに。
千葉県においては浦安市よりも更に甚大な被害を受けたとされる香取市や旭市は、
政府からの災害支援金を獲得するために選挙をやるという。

ということは、「復旧促進のためにも選挙は大事だ」ということではないか。

ならば浦安市も、市の復興のために、
遅らせることなく決められた期日に選挙を行い、浦安市から県議を出し、
災害支援金獲得に尽力してもらった方が良いと思うのだが。


最後に。
「今は選挙どころではない」という市長の主張が、あたかも浦安市民の総意
であるかのように言われていることにも違和感を感じる。
既に述べたように、少なくとも僕は異なる意見を持っている。

繰り返しになるが、
問題解決に向けて、両者とも冷静に、きちんと話し合ってほしい。
そしてきちんと情報公開してほしい。