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懲りない巨人? 実は学習していたらしい [野球]

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杉内の入団を発表!4年総額20億円、背番号は「18」

※「スポニチ」より
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/12/23/kiji/K20111223002301070.html
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巨額の金満大補強で球界の失笑を買っている巨人だが…。

清武氏が球団代表だった頃、育成枠から次々と一軍で活躍する
選手が現れ、気を良くした清武氏は、「育成の巨人」を掲げ、
得意満面であった。

しかし一方では、清武氏主導のもと行われた新外国人選手獲得や
トレードはダダスベリ。
今季も新外国人選手はスカばかり。トレードも不発だった。

これは、清武氏の手腕云々を問う前に、親会社から出向してきた
ド素人を編成部門のトップに据えるという、古き悪しき慣習の
弊害によるものだろう。

その清武氏が自爆して球団を去り、後任人事に注目していたが、
GM補佐をやっていた人物が昇格。
またしても親会社から出向してきたド素人が就任した。

同じ失敗を続けて繰り返す球団人事をみて、
「やっぱり巨人は学習能力ないね〜」と笑っていたが、
その後の動きをみると、どうもそうではないようだ。

清武氏の場合は、ド素人なりにも新外国人発掘や自前の若手育成に
意欲を燃やしていたようだが、現体制ではそれらを完全放棄。
札束攻勢で既製品を買い漁る、かつての巨人に逆戻りしてしまった。

清武氏の失敗から反省し、「しょせんド素人に人材発掘はムリ!
だったら、値が張っても実績のある既製品を買った方が確実だ」と、
完全に開き直ってしまったようだ。

そもそもド素人に編成権を持たせること自体が間違っているのだが、
その点についてはシレッと棚に上げ、
「親会社からの出向組のポストを確保しつつ、効果的な補強をする
にはどうすれば良いか(費用対効果は無視。単に勝てればそれで良し)」
と考えた結果なのであろう。

失敗はしたものの「オレたちも変わろう」と試みた清武路線を
全否定し、もはや恥も外聞もなく、「巨人軍は紳士たれ」との
球団訓もどこ吹く風(実際にはとうの昔に有名無実化しているが)と
開き直った巨人の今後は、意外に手強いかもしれない。

ま、清武氏時代の「育成の巨人」を信じて入団した若手選手には
気の毒なことだが。


それと、最後にひとつ。

ソフトバンクから巨人にFA移籍した杉内投手だが、
たとえどんな経緯があったにせよ、自らの意志で巨人への移籍を
選択した以上、パ・リーグファンとしては、
「なーんか白けちまったなあ」というのが正直な気持ちだ。

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